結果のまとめ参加人数気温測定体感測定ホームページでの試みメディア → 問い合わせ

●2004年の体感測定の結果

各イベント会場、延10ヶ所にて体感測定アンケートを行いました。

●体感測定アンケートに回答いただいた皆サマ:
402名 (男性158:女性240:無回答4)

●会場(日にち):
国立競技場(8/18)/原宿通り&キャットストリート(8/18)/広尾(8/18) /都庁前都民広場(8/18)/銀座金春通り(8/20)/銀座中央通り(8/22) /江東区横綱通り(8/24)/都庁前都民広場(8/25)/お台場(8/25)/国会議事堂前(8/25)

●実に約85%の方が打ち水によって涼しく感じたことが結果より明らかになりました。

Q1. 打ち水をして涼しく感じましたか?

感じた
感じない わからない 無回答
84.8% 5.2% 8.7% 1.2%
341 21 35 5


●また湿度についてお聞きしたところ、湿度の上昇を「感じない」方が半数近く、「わからない」方を含めると
6割を超えています。

Q2.打ち水をして湿度が上がったと感じましたか?

感じた
感じない わからない 無回答
31.3% 45.3% 19.7% 3.7%
126 182 79 15


●今回の打ち水大作戦2004の合言葉は「風をおこそう」でした。8割弱の人が打ち水によって実際に風を感じ、それがより涼しさを引き立てることになったと想定されます。

Q3.打ち水をして風を感じましたか?

感じた
感じない わからない 無回答
76.9% 6.0% 14.4% 2.7%
309 24 58 11


●これらの結果より、たくさんの方々が心配されていた「正午の打ち水」による不快感は気にならず、涼しさを感じる人の方が多いことがわかりました。よってヒートアイランドという問題を抱える都市の生活においては「正午の打ち水」も体感的にも十分に効果があることが実証されました。
※もちろん朝夕の打ち水が効果的であることは変わりありません。


●各会場において9割近い人が純粋に「打ち水」を楽しまれたようです。

Q4.打ち水をして楽しかったですか?

楽しかった
楽しくなかった わからない 無回答
88.1% 1.2% 6.7% 4.0%
354 5 27 16


●さらに打ち水をすることで、何か生活が変わりましたか?という質問に対して、「環境問題」や「江戸文化」への興味、「水の大切さ」への気づき、さらに「地域」との交流、ボランティアへ参加への興味などの回答をいただきました。

Q5.打ち水をすることで、何か生活が変わりましたか?(複数回答可※回答数:574)

 環境問題に興味を持った 27.4% 110
 江戸文化に興味を持った 20.6% 83
 風呂水、室外機の水、雨水などを捨てない、
 貯める習慣がついた
17.4% 70
 地域の人と仲良くなった 14.9% 60
 地域ボランティアに興味を持った 14.7% 59
 冷房に頼らなくなった 10.4% 42
 家族との会話が増えた 5.5% 22
 その他 6.0% 24
 無回答 25.9% 104


●最後に「打ち水大作戦」に参加したことによって、8割弱の人が今後もつづけてみようと思っていただいたことは喜びと希望です。それは「生活の中で楽しみながら環境問題の解決をはかることは今日からでも可能である」という趣旨をお一人お一人に汲んでいただいたことに他なりません。

Q6. これからも打ち水を続けようと思いましたか?

思った
思わない わからない 無回答
77.6% 1.7% 17.2% 3.5%
312 7 69 14


●日時を決めて、
残り湯など二次利用水をつかって、
みんなで、いっせいに打ち水をする。
たったそれだけのこと。

たったそれだけのことで、真夏の気温を下げられる。
たったそれだけのことで、ヒートアイランド対策に効果をあげる。
たったそれだけのことで、真夏の電力エネルギーの節約になる。
たったそれだけのことで、地球にやさしい人になれる。
たったそれだけのことで、体も気持ちも爽やかになれる。
たったそれだけのことで、コミュニティがひとつになれる。
たったそれだけのことで、みんながハッピーになれる。

日本に世界に打ち水の輪が波紋のよう広がり、多くの人の「毎日」に浸透していくといいですよね。

Copyright(c)2003-2004 打ち水大作戦本部